What a difference a day makes...

寿司、ステーキ、寿司、至福

寝ている間もずっとどこかへ向かっている。
朝が来て目を開けると、新しい風景が広がっている。


日常のなかでは、どこかへ向かっている感覚を保つのはむずかしい。
でも本当は、なにひとつ、同じところにはとどまっていない。一瞬も。
次々に飛び去る時間。1秒後の未来をどんどん通過していく自分。


そのことを思い出させてくれるから、眠りを越えて移動していく旅は面白い。
船旅。寝台列車の旅。また行ってみたいなあ。


今日は台風。台風の中にいるのも、ちょっと似たところあるから好きなのかな。
つい見てしまう、退屈なTVの台風情報。ベランダのお花たちも避難させました。


昨日はうちのわんこの誕生日前祝い!
ごちそうとシャンパンの宴。
最近、粗食の我らとしては、久々にやらかした感じ。


少しで酔っぱらって、「結婚の条件」(小倉千加子著)について
べらべら、べらべーらとしゃべる。
この本を読んで(おお、ついに読書日記か?)一番思ったのは・・・


小倉センセイの展開する、学歴によって階層化した「適齢期女性」たち、
結婚によって大逆転を狙う組から、今の自分の邪魔にさえならなければと祈るキャリアの「保存」型結婚までの世界。それらの描写は図式的すぎるとはいっても、
なかなか面白かった。読んでる雑誌によるタイプファイも興味深いんだろうけど、
CLASSYとかSTORY読んだことマジでないからよく分からん。
つまり私はまさに、変わり種と称されるところの「anan」から「AERA」へ型ということになる。うひゃ〜、となんか、こそばゆい感じでおもしろおかしい。

でも、一番思ったのは・・・

私はフェミニストじゃないんだ。ということ。
やっぱり。てか、昔から気づいてたけど。
フェミニストになるのってけっこう体力勝負よね、きっと(笑)。
まあ、そうゆうひとつの「ism」を人生の中心に据えて、なんでもそこから
行動するっていうのが、なんといっても私には合わないだけで。
もうすこし柔軟でいたい・・・ていうか、
柔軟でないと苦しくなる場面があるだろー(笑)。


ま、それはさておき、彼女が若い女性が目指していると断じる「専業主婦」、
そのなかでのさらなるヒエラルキー。うーん、そういうふうに図式分けしても、
誰でもそこにおさまるわけじゃないだろう。色んな矛盾した気持ちの行き場はどうなる。とも思いますが。
(でもきっと、大多数はおさまりきってしまい、そこのところが彼女が本当に言いたいことなのかもしれないけど。)


だって私は、その図式にしたがうと頂点に君臨しているのだ(笑)。
「主婦」をしながら、自分を高めるための仕事をする。ってやつ。
げっ。知らず知らずのうちに頂点に君臨。苦手だ。
でもわんこによると私はそれのさらに上を行ってるらしい。
理由はここでは言えません。でもなんか納得してしまった。


そして気が楽になってしまった。いいやもう。
とにかく1日で気分なんて変わる。良くも悪くも。
今はup&downの激しい時期なので、自分をまともに取り合うのはやめます〜


さて、こうしている間にも我々は台風の中をどんどん進んでいる。
いや、台風が我々の上を進んでるんだけど。